やまねメディは軟調、１５年３月期通期は最終黒字４５００万円を予想

　やまねメディカル<2144.T>が軟調。同社は１日、１５年３月期の業績予想を発表。売上高６４億円（前期比２１．３％増）、営業利益１億円（同２倍）、最終損益は４５００万円の黒字（前期実績５７００万円の赤字）を見込んでいる。第２四半期は営業損益が１億４０００万円の赤字（前年同期実績１億８１００万円の黒字）、最終損益は１億６０００万円の赤字（同１億２００万円の黒字）を計画。サービス付き高齢者向け住宅事業で今期開設分の初期赤字が上期に集中するため第２四半期は赤字となるが、下期以降に収益寄与し通期では黒字となる。
　同時に発表した１４年３月期決算は、売上高が５２億７５００万円（前の期比１．６％減）、営業利益は５１００万円（同５１．５％減）、最終損益は５７００万円の赤字（同４５００万円の黒字）だった。サービス付き高齢者向け住宅および併設通所介護施設で、新規事業の先行コストが重しとなった。最終損益は税効果会計基準の変更による繰延税金資産の取り崩しなどにより赤字に転落した。

やまねメディの株価は１１時２０分現在２８１円（▼２円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）