【売り】大和証券グループ本社 (8601) 低調な売買代金が短期的な株価の重しに = フェアトレード 田村 祐一

低調な売買代金が短期的な株価の重しに

■注目銘柄
大和証券グループ本社 (8601)

■注目理由
同社は、証券会社国内2位です。

5月の同社株価は、株式市場の低調な売買代金から、売りが出やすくなると判断しました。

5月は、3月決算企業の通期決算発表が出揃います。日本企業は保守的な決算を出す傾向がありますが、2014年は消費税増税によって例年以上に保守的な内容が出る可能性があるでしょう。保守的な見通しを受けて、個人投資家が嫌気売りする可能性もあるほか、買いも積極的には入れにくいでしょう。日本株市場の売買代金も低調に推移する可能性が高く、証券株は売買代金の低さを嫌気した売りが想定されます。以上の点を考慮すると、5月の同社株価は、軟調に推移する可能性があると判断しました。

なお、同社の6月の株価は、例年上昇しやすい傾向があります。そのため、5月末は押し目買いのチャンスでもあると言えるでしょう。

過去の検証結果は以下の通りです。
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勝率：58.33％
平均損益（率）：1.82％
平均利益（率）：9.92％
平均損失（率）：-9.34％
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