此方もテイパリング100億ドル強化で波乱なしか?
日銀さんは、今回の決定会合でも政策の現状維持を決めました。展望リポートでは、2016年度の物価上昇見通しの中央値が2.1%となりましたが、黒田総裁は、それを以てしても、出口戦略を特定するのは時期尚早と述べ、市場が先走りする事をけん制しましたので、ドル円は落ち着いた値動きを続けています。
これで、日本サイドからの材料は出てしまいましたから、次は米国サイドからの材料待ち、即ち、FOMCの結果待ちと云う事になります。
しかし、此方も月100億ドルの債券購入額縮小が決められると、市場は予想しており、その通りとなれば、市場にとっては波乱材料とはならないでしょう。
寧ろ、日米両金融当局のイベント終了により、市場の目は金曜日の米雇用統計に向かいますから、米ADP雇用者数や、米シカゴPMI内の雇用項目等への注目度が多少は高まるものと思われます。先月はADP雇用者数と雇用統計の非農業部門雇用者数がかなり近い数字となった事もあり、予想(21万人増)を大きく上回ると、103円手前レベルまではドルが買われる事はありそうです。
これで、日本サイドからの材料は出てしまいましたから、次は米国サイドからの材料待ち、即ち、FOMCの結果待ちと云う事になります。
しかし、此方も月100億ドルの債券購入額縮小が決められると、市場は予想しており、その通りとなれば、市場にとっては波乱材料とはならないでしょう。
寧ろ、日米両金融当局のイベント終了により、市場の目は金曜日の米雇用統計に向かいますから、米ADP雇用者数や、米シカゴPMI内の雇用項目等への注目度が多少は高まるものと思われます。先月はADP雇用者数と雇用統計の非農業部門雇用者数がかなり近い数字となった事もあり、予想(21万人増)を大きく上回ると、103円手前レベルまではドルが買われる事はありそうです。