芝浦電子が反発、車載センサー市場拡大で恩恵
芝浦電子<6957.T>が4日ぶり反発。同社は温度センサーに使用されるサーミスタで世界トップシェアを擁している。ここセンサー市場は自動車生産回復に伴う車載向けやスマートフォンの普及加速で拡大が加速している。業界筋試算ではセンサー市場は世界ベースで11年に1兆8300億円弱だったが、15年には3兆500億円まで拡大するとの見通しだ。同社は、車載分野では排ガスフィルターの温度制御に使用するセンサー需要増大を受け、「今春から福島第2工場を稼働し、15年までに月産能力を現状よりも5割引き上げる予定」(中堅証券アナリスト)にあり、株価の見直し余地が高まりそうだ。
芝浦電の株価は14時29分現在1830円(△40円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
芝浦電の株価は14時29分現在1830円(△40円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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