<私の相場観>=三木証券・商品副本部長 高橋 春樹氏
東京株式市場は手掛かり材料不足の状態。米長期金利が小幅なレンジで推移し、円相場も1ドル=102円を軸にこう着状態が続いている。
そのなかで、15年3月期の業績見通し発表が佳境を迎えている。輸出企業の円安メリットが限定的と想定されるうえに、消費増税に伴う駆け込み需要の反動減も予想され、各企業の今期業績見通しは、かなり慎重なトーンとなりそうだ。これを反映して個別銘柄投資は手控えとなりそうだ。当面の日経平均株価は、1万4500円を挟んで上下200~300円幅での推移を見込む。
個別銘柄では、医療・介護など生活支援分野で活用されるロボットスーツの研究開発・製造・販売を手掛けるサイバーダイン<7779.T>に注目。新規上場時の人気が極めて高く、その後は調整が続いていたが、株価が落ちつきをみせてきた。また、業績好調にもかかわらずPERなど株価指標面で割安な商社セクターから多様な発電事業を積極化している丸紅<8002.T>、TPP(環太平洋経済連携協定)関連でもある、港湾総合運送の上組<9364.T>も見逃せない。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
そのなかで、15年3月期の業績見通し発表が佳境を迎えている。輸出企業の円安メリットが限定的と想定されるうえに、消費増税に伴う駆け込み需要の反動減も予想され、各企業の今期業績見通しは、かなり慎重なトーンとなりそうだ。これを反映して個別銘柄投資は手控えとなりそうだ。当面の日経平均株価は、1万4500円を挟んで上下200~300円幅での推移を見込む。
個別銘柄では、医療・介護など生活支援分野で活用されるロボットスーツの研究開発・製造・販売を手掛けるサイバーダイン<7779.T>に注目。新規上場時の人気が極めて高く、その後は調整が続いていたが、株価が落ちつきをみせてきた。また、業績好調にもかかわらずPERなど株価指標面で割安な商社セクターから多様な発電事業を積極化している丸紅<8002.T>、TPP(環太平洋経済連携協定)関連でもある、港湾総合運送の上組<9364.T>も見逃せない。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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