クリミア問題に共通するキーワード・・・“厄介”
26日海外時間、オバマ大統領の対ロシア制裁発言を受けてリスク回避の円買いフローに。
ここへ来てロシアに対する欧米諸国の“村八分”政策が顕著になってきていますが、厄介なのはその相手が資源大国であるという地政学的な問題がはらんでいること。その“厄介”が今後クリミア問題のキーワードになる可能性も。
言うなれば、欧州サイドにとってはその地理的状況から天然ガス供給元であるロシアを怒らせては“厄介”ですし、一方で西側に預けている個人資産も含め一説には700億ドルとも噂されるプーチンサイドとしては資産の凍結を実行されてはこれまた“厄介”。
オバマサイドとしても、かつてのシリア問題対応時に見られた時と似たような国民の厭戦ムードが漂う一方で、“弱腰外交”を材料に今秋の中間選挙での共和党の攻撃材料にされかねないという板ばさみの“厄介”さ。
欧米露三方が最小限の“厄介”、つまり「三方一両損」になるためには互いに核心に迫る事態にならない程度のジャブ合戦が続くことだと思うのですが・・・。
ここへ来てロシアに対する欧米諸国の“村八分”政策が顕著になってきていますが、厄介なのはその相手が資源大国であるという地政学的な問題がはらんでいること。その“厄介”が今後クリミア問題のキーワードになる可能性も。
言うなれば、欧州サイドにとってはその地理的状況から天然ガス供給元であるロシアを怒らせては“厄介”ですし、一方で西側に預けている個人資産も含め一説には700億ドルとも噂されるプーチンサイドとしては資産の凍結を実行されてはこれまた“厄介”。
オバマサイドとしても、かつてのシリア問題対応時に見られた時と似たような国民の厭戦ムードが漂う一方で、“弱腰外交”を材料に今秋の中間選挙での共和党の攻撃材料にされかねないという板ばさみの“厄介”さ。
欧米露三方が最小限の“厄介”、つまり「三方一両損」になるためには互いに核心に迫る事態にならない程度のジャブ合戦が続くことだと思うのですが・・・。