<動意株・21日>(大引け)=サニックス、エイチーム、日金銭など

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/02/21 16:29
 サニックス<4651.T>=急伸。13日付で今14年3月期通期業績予想を連結売上高では当初計画の715億円から845億円(前期比94.9%増)へ上方修正したが、営業利益は80億円から63億円(同3.4倍)へ下方修正、これを嫌気して軟調な展開が続いていたが、目先的な売りも一巡し出直る動き。今回の下方修正は、技術職など大規模な採用に絡む費用や、物流体制拡充費用を計上することが要因で産業用太陽光発電システムは拡大基調を続けていることに変わりはない。費用負担が一巡する来期は利益回復が期待される。

 エイチーム<3662.T>=大幅反発。今年2月に2周年を迎え世界累計700万ダウンロードを記録したモンスターバトルゲーム「ダークサマナー」の好調が続いており、ソーシャルゲーム関連の一角として見直し買いを集めている。加えて「すぐ婚navi」を運営するブライダル事業会社A.T.bridesを傘下に有することから、みんなのウェディング<3685.T>の上場を控えて、ブライダル関連としても注目されている。

 日本金銭機械<6418.T>=反発。6月22日まで開催される通常国会の会期中に超党派の「カジノ議連(国際観光産業振興議員連盟)」によるカジノ関連法案が通過するかに再度期待が高まっているようだ。25日に「IR*ゲーミング学会」が都内で総会を開く予定であることも注目されている。同社ではイニシャルビジネスと運営ビジネスで参入することに意欲を見せており、関連銘柄の一角として買いが集まっている。

 オークファン<3674.T>=一時ストップ高。20日取引終了後にソーシャルメディアとクラウドソーシングを行うITベンチャー「リアルワード」とビッグデータクレンジングに向け業務・資本提携したと発表したことを受け、買い気が盛り上がった。データクレンジングツールで一次処理された同社の取引データをリアルワールドのクラウドソーシングで検査し、ビッグデータクレンジングの完成度を高める方針で、外部にも取り組みを広げていく。

 クイック<4318.T>=急反発。同社は20日、大引け後に2月27日付で東証ジャスダックスタンダードから東証2部へ市場変更することを発表、これを好感する動き。市場変更を記念して14年3月期末の配当を従来予想の4円の普通配当に2円の記念配当を加えた6円(前年同期実績4円)に引き上げる。同時に記念株主優待も実施、100株以上保有の3月31日現在の株主に対して一律500円分のクオカードを贈呈する。同社は求人情報誌の広告枠取り扱いで成長しており、人材サービスでも豊富な実績を有している。

 シスメックス<6869.T>=堅調。同社は検体検査用機器の大手企業だが、昨年10月に川崎重工業<7012.T>と医療用ロボットの開発、製造に向け共同出資会社の「メディカロイド」を設立したことが再度、注目されている。出資比率は両社50%ずつで、15年度から開発、製造、販売へと進み2030年には売上高1000億円を目指している。有力ロボットベンチャー、サイバーダイン<7779.T>の東証マザーズに上場承認を受け、ロボット関連銘柄が人気を集めるなか見直し買いが流入している。※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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