<動意株・11日>(大引け)=古河機金、イクヨ、エンシュウなど
古河機械金属<5715.T>=後場一段高。午後2時、14年3月期の連結業績見通しを従来予想の売上高1500億円、経常利益30億円から、売上高1600億円(前期比3.3%減)、経常利益45億円(同62.9%増)に上方修正したことが好感されている。円安の影響で金属部門の売り上げが膨らむほか、復興需要を背景にユニック部門の好調持続が予想されることが要因という。
イクヨ<7273.T>=ストップ高。自動車向け内装品および外装品を手掛けているが、業績回復急で株価見直しが進む三菱自の関連有力株として脚光を浴び、今3月期業績は増額含みで一部市場筋の間でもマークされていた。14年3月期の経常利益について会社側ではこれまで2ケタ減益を見込んでいたが、8日に発表された業績修正では3億8500万円と前期比68.9%の大幅増益で、ポジティブサプライズとなった。
エンシュウ<6218.T>=中段三角もち合いから一気の上放れ。自動車向けを主力とする工作機械はアジア新興国の自動車販売増勢が同社の収益に寄与、為替の円高修正の動きも追い風だ。ヤマハ発、浜松ホトニクスを大株主に擁しているが、エンジン用シリンダーの加工については、これまでヤマハ発が手がけていた鋳造工程を今月末までに全面移管する方針にあり、同社の株高材料として改めて注目されているようだ。
クボタ<6326.T>=急伸。8日に14年3月期の連結業績予想の増額修正を発表したことが好感されている。売上高は1兆4000億円から1兆4800億円(前期比22.3%増)へ、純利益は1000億円から1175億円(同50.5%増)に増額修正した。国内は政府による農家向け経営所得安定対策もあり、農業機械が堅調。また、北米向けでは小型トラクターの販売が好調なほか、アジア向けも中国、タイを中心に堅調に推移している。中間配当を10円(前年同期比2円増)としたことも評価された。
電気興業<6706.T>=急反騰。前週末8日引け後に14年3月期の連結業績見通しを従来予想の売上高455億円、経常利益31億円から、売上高470億円(前期比15.0%増)、経常利益39億円(同2.5倍)に上方修正したことを好感。上期に、移動通信事業者によるLTEサービス拡充を背景に、複数の周波数に対応可能な多周波共用アンテナの需要が想定を上回ったことが要因。また、業績予想の修正に伴い、従来10円を予定していた期末一括配当を14円(前期9円)に引き上げるとしており、これもプラス評価されている。
ヘリオス テクノ ホールディング<6927.T>=ストップ高で年初来高値を更新。前週末8日引け後に14年3月期の連結業績見通しを従来予想の売上高130億円、営業利益5億5000万円、純利益4億円から、売上高129億円(前期比15.8%増)、営業利益6億3000万円(同79.5%増)、純利益8億2000万円(同84.8%増)に上方修正し、あわせて従来8円を予定していた期末一括配当を10円(前期8円)に増額修正したことが好感されている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
イクヨ<7273.T>=ストップ高。自動車向け内装品および外装品を手掛けているが、業績回復急で株価見直しが進む三菱自の関連有力株として脚光を浴び、今3月期業績は増額含みで一部市場筋の間でもマークされていた。14年3月期の経常利益について会社側ではこれまで2ケタ減益を見込んでいたが、8日に発表された業績修正では3億8500万円と前期比68.9%の大幅増益で、ポジティブサプライズとなった。
エンシュウ<6218.T>=中段三角もち合いから一気の上放れ。自動車向けを主力とする工作機械はアジア新興国の自動車販売増勢が同社の収益に寄与、為替の円高修正の動きも追い風だ。ヤマハ発、浜松ホトニクスを大株主に擁しているが、エンジン用シリンダーの加工については、これまでヤマハ発が手がけていた鋳造工程を今月末までに全面移管する方針にあり、同社の株高材料として改めて注目されているようだ。
クボタ<6326.T>=急伸。8日に14年3月期の連結業績予想の増額修正を発表したことが好感されている。売上高は1兆4000億円から1兆4800億円(前期比22.3%増)へ、純利益は1000億円から1175億円(同50.5%増)に増額修正した。国内は政府による農家向け経営所得安定対策もあり、農業機械が堅調。また、北米向けでは小型トラクターの販売が好調なほか、アジア向けも中国、タイを中心に堅調に推移している。中間配当を10円(前年同期比2円増)としたことも評価された。
電気興業<6706.T>=急反騰。前週末8日引け後に14年3月期の連結業績見通しを従来予想の売上高455億円、経常利益31億円から、売上高470億円(前期比15.0%増)、経常利益39億円(同2.5倍)に上方修正したことを好感。上期に、移動通信事業者によるLTEサービス拡充を背景に、複数の周波数に対応可能な多周波共用アンテナの需要が想定を上回ったことが要因。また、業績予想の修正に伴い、従来10円を予定していた期末一括配当を14円(前期9円)に引き上げるとしており、これもプラス評価されている。
ヘリオス テクノ ホールディング<6927.T>=ストップ高で年初来高値を更新。前週末8日引け後に14年3月期の連結業績見通しを従来予想の売上高130億円、営業利益5億5000万円、純利益4億円から、売上高129億円(前期比15.8%増)、営業利益6億3000万円(同79.5%増)、純利益8億2000万円(同84.8%増)に上方修正し、あわせて従来8円を予定していた期末一括配当を10円(前期8円)に増額修正したことが好感されている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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