あす(25日)の株式相場見通し=配当権利取りの動き交え底堅い、米株と為替動向に左右
あす(25日)の東京株式市場は、米国株市場と為替の動向に引き続き左右される流れとなりそうだ。ただ、3月期決算企業の中間期末を控え、通期業績の増額期待や、権利取り最終日ということもあって中間期の配当狙いの買いなどが下値を支え、下押してもきょう同様に底堅い展開が予想される。仮に今晩の米国株市場でNYダウが反発に転じれば、東京でも主力株中心に買い戻される流れとなり、日経平均株価は1万4800円台を回復する展開が想定される。
米国では9月のFOMCで量的緩和の縮小が見送られたことはマーケットにポジティブサプライズとなったが、その後、連銀総裁の発言などで10月のFOMCで出口戦略に踏み出すとの思惑が株価軟調の背景となっている。量的緩和縮小のタイミングや規模は為替の動向にも影響を与えるだけに、引き続き株式市場は不透明感を引きずることになりそうだ。もっとも、シリア情勢の不安心理後退や、中国・欧州景気に対する警戒感が和らいでいることは、全般リスクオンの流れを形成する要因としてプラスに働いている。
スケジュール面では国内ではエンビプロ・ホールディングス<5698.T>が東証2部に新規上場する。海外では米8月の耐久財受注、米8月の新築住宅販売件数の発表が予定されており、米国の量的緩和縮小時期を占ううえでも重要視される。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
米国では9月のFOMCで量的緩和の縮小が見送られたことはマーケットにポジティブサプライズとなったが、その後、連銀総裁の発言などで10月のFOMCで出口戦略に踏み出すとの思惑が株価軟調の背景となっている。量的緩和縮小のタイミングや規模は為替の動向にも影響を与えるだけに、引き続き株式市場は不透明感を引きずることになりそうだ。もっとも、シリア情勢の不安心理後退や、中国・欧州景気に対する警戒感が和らいでいることは、全般リスクオンの流れを形成する要因としてプラスに働いている。
スケジュール面では国内ではエンビプロ・ホールディングス<5698.T>が東証2部に新規上場する。海外では米8月の耐久財受注、米8月の新築住宅販売件数の発表が予定されており、米国の量的緩和縮小時期を占ううえでも重要視される。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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