「週末は大荒れの展開か」
昨日の日経平均は10.95円高の14064.82円で取引を終了した。朝方は買い先行となったものの、買い一巡後は上値の重い展開。短期的な過熱感から利益確定売りが優勢となり、一時マイナスに転じる場面もあった。ただ、足元の円安やオリンピックへの期待感などから、押し目買いが入る展開。結局、日経平均は前日比プラスで終了した。日経平均の日足チャートでは、下影陰線が出現。着実に上値を切り上げており、軸上向きが鮮明になっている。この辺に位置していたファンダメンタルズの壁は崩壊しており、短期的には上方の窓(14466.16円-14533.21円)を目指しやすい。あと470円程度の上昇余地があるということになり、売り方は踏み上げに注意する必要があるだろう。