「軸下向きに変化なし」
本日の日経平均は27.95円高の13424.33円で取引を終了した。買い一巡後、いったん下値を試す場面もあった、その後は再度切り返す展開。東証一部の値上がり銘柄数は577に対して、値下がり銘柄数は1016。指数は上昇したものの、下落するものが目立った。日経平均の日足チャートでは、下影陰線が出現。下方の窓(13213.55円-13354.70円)の大半を埋め、調整一巡感の強いチャート。下ひげが出現したことで、いったん売り圧力が和らいだことを示している。しかし、これはあくまでも「窓埋め」を行ったことで、窓の引き寄せる力が減退。一時的に上昇しやすくなっただけだ。相変わらず「軸は下向き」であり、明日にも残した窓埋めを行い、場合によっては下抜ける展開となるだろう。