「短期的には130円の上昇余地」
本日の日経平均は143.02円高の14401.06円で取引を終了した。朝方は下落幅を拡大する場面もあったが、売り一巡後は押し目買いが優勢。引けにかけて一気に切り返す形となった。足元で円高が一服したほか、国家公務員共済年金(KKR)が運用比率を変更するとの一部報道が支援材料。株式市場への資金流入の期待が高まり、買い安心感が広がった。日経平均は高値引け。日経平均の日足チャートでは、下影陽線が出現。下方の窓の大半を埋めたあと切り返しており、典型的な押し目買いポイントの形状となっている。もちろん下方の窓を一部残したため、これは「軸上向き」が濃厚。目先は上方の窓(14466.16円-14533.21円)を埋めることが予想され、短期的には130円程度の上昇余地がありそうだ。