「軸下向きを否定」
先週末の日経平均は460.39円高の14466.16円で取引を終了した。朝方から米株高、円安を受けて堅調スタートとなった後は、さらに上値を試す展開。企業決算がおおむね評価されているほか、今晩の米雇用統計の回復にも期待。売り方の買い戻しを巻き込み、引けにかけて一段高となった。日経平均、TOPIXともに高値引け。日経平均の日足チャートでは、上段の窓(14376.01円-14533.21円)を一気に埋める流れ。すべて埋めることはできなかったが、かなり強い相場となっている。「窓・壁・軸理論」では軸下向きを完全に否定し、「水平以上」が確定。窓上限(14533.21円)までの若干の上値余地が残っていると言えよう。