「所詮テクニカルのリバウンド、絶好の戻り売り局面」

著者:黒岩泰
投稿:2013/07/30 18:16

「上方の窓は強い抵抗帯」

 本日の日経平均は208.69円高の13869.82円で取引を終了した。朝方は軟調スタートだったものの、売り一巡後は押し目買いが優勢。徐々に上昇幅を拡大しており、高値圏で取引を終了した。テクニカル的な突っ込み警戒感が強かったほか、足元で円高がやや一服。企業業績に対する期待感も高まり、買いが優勢となった。ただ、日経平均の上昇幅は昨日の下落幅の半分ほど。「テクニカルリバウンド」の域は出ておらず、本格的な上昇相場にはつながらないだろう。目先は上方の窓(13953.85円-14114.52円)が、どのような形で抵抗帯として機能するか。それを見極める必要がありそうだ。

「パッチンペンで押された」

 誰かが巨大なBOXYのパッチンンペンで車体を押した。幸いなことにペンを押し出しながら動かす「ズル」は行わなかったことから、移動距離は限定的だった。
黒岩泰
株式アナリスト
配信元: 達人の予想