無理な売買はする必要もなし
7月第1週の日経平均株価は、上昇目安としていた目標値1万4,200円まで到達した後さらに上振れ、1万4,300円台まで上昇して取引を終えた。7月に入ってからの上昇は急激すぎるため、目先小幅な調整が入っても不思議ではないと言える。目先は小幅な調整に留まり、目標値としては1万3,900円辺りまでの調整は想定内と言えるのではないだろうか。ただし、今週の日経平均株価は選挙を控え、総合的な見方をすれば底堅い展開が続くのではとの分析が可能だ。下がるだろうと空売りをすれば踏み上げられ、安いからと買えば調整に転じる等、往復ビンタをお見舞いされる恐れもある。中長期を目的とした安易な売買は儲けにつながりにくい可能性もあるので、短期売買に徹した方が賢明かもしれない。