明日は大台到達へのオプションバリアの勝ちを予想
あすの東京外国為替市場は、99円台での値固めが想定される。予想レンジは1ドル=98円80~99円80銭、1ユーロ=129円00~131円50銭。この日は、一時、98円台後半へ振れる場面があったが、全体的には99円前半での一進一退が続いた。市場関係者からは「日銀の衝撃的な金融緩和で100円乗せは時間の問題」(アナリスト)という見方は出ているが、100円は大きなフシ目であり、大台に接近する場面では、オプション絡みの円買いなどの動きも予想される。ただ、いったん100円に乗せれば一気に円安が進む可能性はある。
対ユーロでは、130円乗せと円安が進んだ。EFSF(欧州金融安定ファシリティー)が発行した5年債の需要は堅調だったとの見方が出たこともユーロ買いの要因に働いた。ユーロの底堅さは、円安の追い風となる可能性もある。
対ユーロでは、130円乗せと円安が進んだ。EFSF(欧州金融安定ファシリティー)が発行した5年債の需要は堅調だったとの見方が出たこともユーロ買いの要因に働いた。ユーロの底堅さは、円安の追い風となる可能性もある。