大幅上昇後の一時調整は健全な動き
あす(9日)の東京株式市場は、4日連続上昇の後を受け、利益確定の売りが優勢となり、日経平均株価は5日ぶりに反落となりそうだ。4月2日に25日移動平均線を割り込んで引けた終値の1万2003円から、わずか4日間の上昇で、ほぼ10%の1200円近い大幅上昇をみせており、目先的な過熱感は相当強まっている。
8日の東京株式市場は、日銀の積極的な金融緩和策を背景とした1ドル=98円台後半の円安進行を受け全面高となった。後場一段高に買われ、日経平均株価は終値で1万3000円台を回復し、4年8カ月ぶりの高値水準に達した。
市場関係者は「短期間で急騰を演じた銘柄が多いだけに、いったん利益確定売りの心理が働くのは当然のこと。ただ、中期的な先高期待感は時続が予想される」としている。押し目買いの勢いに押される可能性も否定は出来ないが、一旦は調整売りと予想する。
8日の東京株式市場は、日銀の積極的な金融緩和策を背景とした1ドル=98円台後半の円安進行を受け全面高となった。後場一段高に買われ、日経平均株価は終値で1万3000円台を回復し、4年8カ月ぶりの高値水準に達した。
市場関係者は「短期間で急騰を演じた銘柄が多いだけに、いったん利益確定売りの心理が働くのは当然のこと。ただ、中期的な先高期待感は時続が予想される」としている。押し目買いの勢いに押される可能性も否定は出来ないが、一旦は調整売りと予想する。