上方修正の可能性が高い
JCコムサは冷蔵・冷蔵ピザなどの食料品の製造販売と「一番どり」等の居酒屋、レストランなどを運営している企業です。食料品は「デルソーレ」ブランドで販売されています。また、ドミノピザと提携しています。
同社の注目ポイントは経営改善効果から、期末に向けて業績の上方修正が期待できる点です。
2013年3月期第3四半期までの業績は売上が前年同期比3.6%増の126億900万円、営業利益が46.3%増の9億7900万円、経常利益が56.5%増の9億7000万円、純利益が2.4%減の4億2700万円。
純利益が減益になっていますが、これは前年同期の法人税等調整額が大きいためで、基本的には営業利益や経常利益の大幅な伸びが示すように、平成20年以降、不採算商品の絞り込みや各種コスト削減、不振店舗の閉鎖などの経営改善に取り組んできた効果により、売上は横ばいとなっているものの利益が伸びている状況が続いています。
一方、2013年3月期通期の業績予想は売上が前年比変わらずの160億円、営業利益が39.1%増の11億円、経常利益が37.8%増の10億円、純利益が27.6%減の3億円となっていますが、純利益は第3四半期時点で既に通期予想を大きく超過しており、第3四半期までに1億4559万円の特別損失が計上されていることを加味すれば、上方修正の可能性が高いと思います。
同社の株価はジリジリと上昇を続けていますが、前述の業績予想を達成しただけで予想PERは9.3倍ですし、第4四半期に純利益が伸びなかったとしても(第3四半期のEPSのままでも)、予想PERは6.5倍であり、まだ割安感があると思います(株価339円で計算)。
同社の注目ポイントは経営改善効果から、期末に向けて業績の上方修正が期待できる点です。
2013年3月期第3四半期までの業績は売上が前年同期比3.6%増の126億900万円、営業利益が46.3%増の9億7900万円、経常利益が56.5%増の9億7000万円、純利益が2.4%減の4億2700万円。
純利益が減益になっていますが、これは前年同期の法人税等調整額が大きいためで、基本的には営業利益や経常利益の大幅な伸びが示すように、平成20年以降、不採算商品の絞り込みや各種コスト削減、不振店舗の閉鎖などの経営改善に取り組んできた効果により、売上は横ばいとなっているものの利益が伸びている状況が続いています。
一方、2013年3月期通期の業績予想は売上が前年比変わらずの160億円、営業利益が39.1%増の11億円、経常利益が37.8%増の10億円、純利益が27.6%減の3億円となっていますが、純利益は第3四半期時点で既に通期予想を大きく超過しており、第3四半期までに1億4559万円の特別損失が計上されていることを加味すれば、上方修正の可能性が高いと思います。
同社の株価はジリジリと上昇を続けていますが、前述の業績予想を達成しただけで予想PERは9.3倍ですし、第4四半期に純利益が伸びなかったとしても(第3四半期のEPSのままでも)、予想PERは6.5倍であり、まだ割安感があると思います(株価339円で計算)。