株価指数先物【寄り前】 -1σを支持線に自律反発狙いのロング対応に

配信元:株探
投稿:2026/10/20 08:07

大阪12月限ナイトセッション
日経225先物 64840 -140 (-0.21%)
TOPIX先物 4054.5 -21.5 (-0.52%) 
シカゴ日経平均先物 64705 -275
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 19日の米国市場はNYダウが下落した一方で、 S&P500、ナスダックは上昇。AI(人工知能)クラウド企業のコアウィーブが下げ止まらず、AI関連企業における過剰投資や債務拡大への懸念は払拭できていないが、前週に大きく売られていた半導体やAI関連株の一角に押し目買いが入った。ただ、足もとで買われていたディフェンシブ株や景気敏感株には利益確定の売りが出て相場を押し下げた。そのほか、中東情勢が緊迫化するなかで、WTI原油先物価格は1バレル=103ドル台に上昇したことも重荷になっている。

 NYダウ構成銘柄では、アマゾン・ドット・コム、IBM、エヌビディア、ユナイテッドヘルス・グループ、アルファベットが買われた。半面、JPモルガン・チェース、アムジェン、スリーエム、メルク、シャーウィン・ウィリアムズが軟調。NYダウ構成銘柄ではないが、マイクロン・テクノロジーやサンディスク、マーベル・テクノロジー、パランティア・テクノロジーズなどの上昇が目立つなかで、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は9日ぶりに反発した。

 シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は大阪比275円安の6万4705円だった。19日取引終了後の日経225先物(12月限)のナイトセッションは、日中比260円安の6万4720円で始まった。6万4550円まで売られた後は6万4600円~6万5000円辺りでの保ち合いを継続。米国市場の取引開始後にレンジを上抜けると、中盤にかけて6万5260円まで買われる場面もみられた。ただ、リバウンド基調は強まらず、終盤にかけては6万4650円~6万4940円辺りでの推移が続き、日中比140円安の6万4840円でナイトセッションの取引を終えた。

 日経225先物はシカゴ日経平均先物の清算値にサヤ寄せする形で、やや売りが先行することになりそうだ。ただ、米国では半導体やAI関連株の一角に買い戻しが入っていることで、東京市場においても指数インパクトの大きいアドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]などには買いが意識されよう。

 半導体株にらみのなか、先物市場においては自律反発を狙ったロングが入りやすいとみられる。また、日経225先物はナイトセッションで6万5260円まで買われる場面はあったが、概ね6万4650~6万5000円辺りでの推移が目立った。ボリンジャーバンドの-1σ(6万4210円)を支持線として25日移動平均線(6万6520円)とのレンジが意識されやすいとみられる。

 ただ、積極的なリバウンド狙いのロングは強まらないとの考えから、まずはオプション権利行使価格の6万4250円から6万5250円での狭いレンジを想定。6万5250円をクリアしてくるようだと、13週線が位置する6万6020円の突破を経て、25日線水準が意識されてくることになりそうだ。

 19日の米VIX指数は18.44(16日は19.99)に低下した。前週末の急伸に対する反動といったところであり、一時17.39まで下げる場面もみられたが、200日線(18.19)を上回って終えているため、投資家のリスク回避姿勢がくすぶることになろう。

 19日のNT倍率は先物中心限月で15.94倍(16日は16.05倍)に低下。指数インパクトの大きい半導体株が売られるなかで、相対的にTOPIX型優位の展開となった。ただし、一時15.79倍と200日線(15.81倍)を下回った後は、NTショートを巻き戻す形でリバランスが入った。-1σ(15.87倍)を上回ってきたことで、NTロングによるスプレッド狙いの動きが入りやすいとみておきたい。

株探ニュース
配信元: 株探

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