Dガレージ、リニカルなど大手証券の新興市場銘柄リストに登場

　東証一部から新興市場へも投資マネーが循環している。出遅れた個人投資家が新興市場株への投資を復活させているとの見方もある。

　デジタルガレージ<4819>は12月半ば、株価16万円台から上昇して21日、20万9500円の高値をつけたばかり。だが、ここまで株価上昇しても昨年来高値を更新できていない、いわゆる出遅れ株である。

　リニカル<2183>は上場来高値を更新して1419円まで上昇する場面もあった。ガン治療などバイオ医学関連ということもあり、相場のテーマ性に沿ったことも刺激材料となった。

　国内大手証券では、「新興市場の出遅れ株」をリストアップしたレポートを発行している。17銘柄ある中で、このデジタルガレージとリニカルもリストの中に含まれている。

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