ハイエナたちが群がる、報道の鵜呑みは危険
大幅高。9%以上の上昇となっている。「インテルが400億円出資」「クアルコムも出資」などと伝えられており、財務体質改善、業容拡大への期待が高まっている。しかし、シャープは数千億円の赤字垂れ流し企業であり、現時点でリストラ策は十分とは言えない。米企業からの出資額も小さいものであり、”焼け石に水”となる公算は大きい。好材料出現で買い戻しが入りやすい状況にあるが、基本的には「ビックリ水」にすぎない。米企業の目的が「シャープの最新技術」であるなるならば、「破綻後の買収」がお得となる。「出資するように見せかけてしない」というような台湾・鴻海グループと同じような戦略をとる可能性があり、報道を鵜呑みにするのは危険だ。シャープはハイエナに狙われているということであり、既存株主は十分に注意する必要があるだろう。