提携話は不透明、決算発表で不測の事態も・・・
もみ合い。昨日は米IT3社との業務・資本提携の話が出て急騰となったが、本日は落ち着いた動きとなっている。チャートは10/26の高値(176円)に抑えられた膠着相場。上方向へエネルギーが発散されようとしている。その原動力となりそうなのが、信用売り残の増加。昨日の日証金残では貸株残が約530万株増加しており、貸借倍率は0.41倍に低下している。逆日歩も5銭発生。踏み上げ相場へ一触即発となっており、売り方にとってはかなり危険な状態と言えよう。ただ、米社との提携話が不透明なほか、台湾・鴻海との話も頓挫している状況。明日予定されている決算発表で不測の事態が起こらないとも限らず、リバウンドが本格化するシナリオは考えにくい。どこかでポキッと音を立て、チャートが崩れるに違いない。今はそれを待っている状態。