ローソク足では上ひげが出現?これが上値の限界値
急速に下げ渋る。先週末に今期業績を大幅に下方修正し、朝方は売りが優勢となっていた。しかし、売り一巡後は急速に下げ渋っており、「何もなかった」ような雰囲気になっている。しかし、この株価の動きは「窓・壁・軸理論」でいう下方の壁(テクニカルの壁)に対する上方の窓埋め。基本的には「需給要因」であり、相場のトレンドを示すものではない。したがって、引けにかけて再び売り圧力が強まり、ローソク足では上ひげが出現するだろう。これが上値の限界値を示すことになり、これから下落トレンドが開始されると考えたい。この下げ渋りの局面は、絶好の戻り売り場面である言えよう。