CBは3日連続のストップ安、シャープショックは近い?
蚊帳の外。全体相場は日銀追加金融緩和への期待感、円安などから上昇しているが、同社株は物色の圏外に置かれている。中国でのテレビ販売不調が伝えられたほか、倒産確率を示すCDSスプレッドは4746.50bps まで上昇。第20回CBは3日連続のストップ安とある43円まで売り込まれている。最終利回りは141%と破滅的な数値であり、マーケットは完全に破綻を織り込み始めている。その一方で金融株は脳天気に上昇しているが、もし同社が破綻処理を迫られたら、取引銀行は不良債権が膨れあがる。そのような影響も考慮すべきタイミングに差し掛かっている。「シャープショック」は近いといえよう。