【ソフトバンク株はすでに底を打ったのか】ソフトバンク(9984)=横山利香

著者:横山利香
投稿:2012/10/16 08:54

当面の天井を打ち、底打ちに向けた展開へ

■今日注目している銘柄
ソフトバンク(9984)

■注目理由
現在、米携帯電話会社3位のスプリント・ネクステル社の買収発表で注目を集めるソフトバンク。報道を受けて、ソフトバンクの株価は大幅な下落となった。ここでは、株価チャートを利用したソフトバンク株の行方を考えてみたい。

株価チャートを見る限り、ソフトバンクの株価は3,000円超で目先の天井を打ったとの分析ができる。目先は、下落すればリバウンドがつきものなので、今後は上昇と下落を繰り返しながらのもみ合いとなるだろう。とは言え、更なる下落トレンドに向かう可能性を否定できないため、当面は底を打ったという判断は早計なのではないだろうか。底打ちまでには、年内時間を要する可能性がある。株価は下落トレンド入りした可能性もを考慮すると、持越しはリスクが高いと判断。あくまでも短期のデイトレ銘柄として接するのが賢明なのではないだろうか。
横山利香
認定テクニカルアナリスト(CFTe)
配信元: 達人の予想