JAL再上場で選手交代か、かなりキナ臭い雰囲気
堅調推移。順調なリバウンド相場が続いている。9月第2週の信用売り残は7300万株に達しており、売り方の買い戻しが入りやすい状況にあるようだ。しかし、一部で下期の業績下方修正観測が広がっているほか、9月末のCP償還への懸念もくすぶっている。倒産確率を示すCDSは2200ポイント台に乗せており、第20回CBも67円台で底バイ状態。株式以外は破綻リスクを織り込む動きとなっており、目先は株価の“修正安”も予想される状況だ。市場には19日のJAL再上場で企業再生支援機構の資金が潤沢になるとの見方がある。シャープがJALに代わって“支援”されるとの観測がくすぶっており、倒産シーズンとされる9月末に向けてキナ臭い雰囲気が漂っている。