*08:51JST 前場に注目すべき3つのポイント~米株高受けての続伸も慎重姿勢は崩せず~
6日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■米株高受けての続伸も慎重姿勢は崩せず
■植木組、25/3上方修正 営業利益 25億円←22億円
■前場の注目材料:ミスミG本社、変種変量生産を拡大、来年度に成長投資200億円
■米株高受けての続伸も慎重姿勢は崩せず
6日の日本株市場は、買い一巡後は次第にこう着感が強まりそうだ。5日の米国市場は、NYダウが485ドル高、ナスダックは267ポイント高だった。2月のADP雇用統計で民間部門の雇用者の伸びが予想を下回ったものの、2月のISM非製造業景況指数が予想を上回り、消費や景気悪化への警戒感が後退した。また、トランプ政権がカナダ、メキシコへの関税を巡り自動車を1カ月適用除外すると発表。貿易戦争の激化による警戒感が和らいだことで買い戻しの動きに向かわせた。シカゴ日経225先物は大阪比275円高の37695円。円相場は1ドル=148円80銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。トランプ政権による関税政策に市場は大きく振らされる状況が続いており、自動車への適用を1カ月免除したことは材料視されるものの、為替市場では円相場が1ドル=148円台と円高に振れて推移していることもあり、積極的な上値追いの動きは期待しづらいだろう。
また、ADP雇用統計は市場予想を大幅に下回ったことから、週末に控えている雇用統計の結果を見極めたいとする模様眺めムードも強まりそうである。足もとでの調整で積み上がった売りポジションを圧縮する動きはありそうだが、買いポジションを積み上げてくる展開はなさそうだ。また、米国ではハイテク株の一角が買われ、半導体SOXの上昇率は2%を超えている。一方で、時間外取引では半導体のマーベルテクノロジーが15%超の下落で推移しており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の重荷になると考えられる。
昨日の日経平均株価は、下向きで推移するボリンジャーバンドの-2σを挟んでの推移となったが、-2σが支持線として意識されてくるようだと-1σが位置する38000円が意識されてくるだろう。ただし、バンドは下向きで推移しているため、これに沿った形での調整が続いている。38000円に接近する局面においては、戻り待ち狙いの売りに警戒しておきたいところだろう。
■植木組、25/3上方修正 営業利益 25億円←22億円
植木組<1867>は2025年3月期業績予想の修正を発表。売上高は560億円から508億円に減収を見込むが、営業利益を22億円から25億円に上方修正した。下期に複数の大型工事の受注が集中したため、想定より進捗率が上がらなかったことにより、売上高は予想を下回る見込み。利益面については、前期から繰り越した土木部門を中心とした大型工事の利益率が改善したことから、各段階利益が予想を上回る見込みとなった。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(37418.24、+87.06)
・NYダウは上昇(43006.59、+485.60)
・ナスダック総合指数は上昇(18552.73、+267.57)
・SOX指数は上昇(4700.79、+96.29)
・シカゴ日経225先物は上昇(37695、+275)
・VIX指数は低下(21.93、-1.58)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・ミスミG本社<9962>変種変量生産を拡大、来年度に成長投資200億円
・キリンHD<2503>ヘルスサイエンス事業、30年売上高3000億円に
・NTT<9432>NTTコム、1万7000社情報流出の恐れ、不正アクセス受ける
・豊田通商<8015>インドネシアで大型コンテナターミナル運営に参画
・アイシン<7259>電動品で廃却費半減、品質最適化を推進
・トピー工業<7231>新事業領域開拓部署を来月立ち上げ
・山善<8051>凹凸・湾曲面の文字認識、画像検査システム
・バローHD<9956>富士通が供給網データ利活用促進する連携基盤を納入
・NTT<9432>IOWNで手術ロボ遠隔操作、弘前大学医学部附属病院などと、実証成功
・NEC<6701>「セキュアRAN」導入へ検証、仮想無線網の安全強化
・TOPPANHD<7911>NTTドコモと、6Gサービスで連携
・大興電通<8023>社長・松山氏、新社名「DAIKO XTECH」、時代に合わせた「X」を提供
・AGC<5201>三菱UFJキャピタルと、創薬新興の製造面支援、エコシステムを構築
・東洋紡<3101>東洋紡エムシー、蘭社と協業、洋上風力係留索を拡大
・住友化学<4005>10日から硫酸値上げ
・三菱地所<8802>印で大規模分譲住宅を供給
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・30年国債入札
<海外>
・09:30 豪・1月貿易収支(予想:+59億豪ドル、12月+50.85億豪ドル) <ST>
■米株高受けての続伸も慎重姿勢は崩せず
■植木組、25/3上方修正 営業利益 25億円←22億円
■前場の注目材料:ミスミG本社、変種変量生産を拡大、来年度に成長投資200億円
■米株高受けての続伸も慎重姿勢は崩せず
6日の日本株市場は、買い一巡後は次第にこう着感が強まりそうだ。5日の米国市場は、NYダウが485ドル高、ナスダックは267ポイント高だった。2月のADP雇用統計で民間部門の雇用者の伸びが予想を下回ったものの、2月のISM非製造業景況指数が予想を上回り、消費や景気悪化への警戒感が後退した。また、トランプ政権がカナダ、メキシコへの関税を巡り自動車を1カ月適用除外すると発表。貿易戦争の激化による警戒感が和らいだことで買い戻しの動きに向かわせた。シカゴ日経225先物は大阪比275円高の37695円。円相場は1ドル=148円80銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。トランプ政権による関税政策に市場は大きく振らされる状況が続いており、自動車への適用を1カ月免除したことは材料視されるものの、為替市場では円相場が1ドル=148円台と円高に振れて推移していることもあり、積極的な上値追いの動きは期待しづらいだろう。
また、ADP雇用統計は市場予想を大幅に下回ったことから、週末に控えている雇用統計の結果を見極めたいとする模様眺めムードも強まりそうである。足もとでの調整で積み上がった売りポジションを圧縮する動きはありそうだが、買いポジションを積み上げてくる展開はなさそうだ。また、米国ではハイテク株の一角が買われ、半導体SOXの上昇率は2%を超えている。一方で、時間外取引では半導体のマーベルテクノロジーが15%超の下落で推移しており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の重荷になると考えられる。
昨日の日経平均株価は、下向きで推移するボリンジャーバンドの-2σを挟んでの推移となったが、-2σが支持線として意識されてくるようだと-1σが位置する38000円が意識されてくるだろう。ただし、バンドは下向きで推移しているため、これに沿った形での調整が続いている。38000円に接近する局面においては、戻り待ち狙いの売りに警戒しておきたいところだろう。
■植木組、25/3上方修正 営業利益 25億円←22億円
植木組<1867>は2025年3月期業績予想の修正を発表。売上高は560億円から508億円に減収を見込むが、営業利益を22億円から25億円に上方修正した。下期に複数の大型工事の受注が集中したため、想定より進捗率が上がらなかったことにより、売上高は予想を下回る見込み。利益面については、前期から繰り越した土木部門を中心とした大型工事の利益率が改善したことから、各段階利益が予想を上回る見込みとなった。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(37418.24、+87.06)
・NYダウは上昇(43006.59、+485.60)
・ナスダック総合指数は上昇(18552.73、+267.57)
・SOX指数は上昇(4700.79、+96.29)
・シカゴ日経225先物は上昇(37695、+275)
・VIX指数は低下(21.93、-1.58)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・ミスミG本社<9962>変種変量生産を拡大、来年度に成長投資200億円
・キリンHD<2503>ヘルスサイエンス事業、30年売上高3000億円に
・NTT<9432>NTTコム、1万7000社情報流出の恐れ、不正アクセス受ける
・豊田通商<8015>インドネシアで大型コンテナターミナル運営に参画
・アイシン<7259>電動品で廃却費半減、品質最適化を推進
・トピー工業<7231>新事業領域開拓部署を来月立ち上げ
・山善<8051>凹凸・湾曲面の文字認識、画像検査システム
・バローHD<9956>富士通が供給網データ利活用促進する連携基盤を納入
・NTT<9432>IOWNで手術ロボ遠隔操作、弘前大学医学部附属病院などと、実証成功
・NEC<6701>「セキュアRAN」導入へ検証、仮想無線網の安全強化
・TOPPANHD<7911>NTTドコモと、6Gサービスで連携
・大興電通<8023>社長・松山氏、新社名「DAIKO XTECH」、時代に合わせた「X」を提供
・AGC<5201>三菱UFJキャピタルと、創薬新興の製造面支援、エコシステムを構築
・東洋紡<3101>東洋紡エムシー、蘭社と協業、洋上風力係留索を拡大
・住友化学<4005>10日から硫酸値上げ
・三菱地所<8802>印で大規模分譲住宅を供給
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・30年国債入札
<海外>
・09:30 豪・1月貿易収支(予想:+59億豪ドル、12月+50.85億豪ドル) <ST>
関連銘柄
| 銘柄 | 株価 | 前日比 |
|---|---|---|
|
1867
|
2,615.0
(12:57)
|
+8.0
(+0.30%)
|
|
2503
|
2,366.0
(13:41)
|
+46.5
(+2.00%)
|
|
3101
|
1,221.0
(13:41)
|
+12.0
(+0.99%)
|
|
4005
|
455.2
(13:41)
|
-2.1
(-0.45%)
|
|
5201
|
5,253.0
(13:41)
|
+30.0
(+0.57%)
|
|
6701
|
5,474.0
(13:41)
|
-52.0
(-0.94%)
|
|
7231
|
3,010.0
(13:40)
|
+10.0
(+0.33%)
|
|
7259
|
3,100.0
(13:41)
|
+33.0
(+1.07%)
|
|
7911
|
4,893.0
(13:39)
|
-172.0
(-3.39%)
|
|
8015
|
5,365.0
(13:41)
|
+160.0
(+3.07%)
|
|
8023
|
1,041.0
(13:08)
|
+13.0
(+1.26%)
|
|
8051
|
1,461.0
(13:41)
|
-18.0
(-1.21%)
|
|
8802
|
3,931.0
(13:41)
|
+73.0
(+1.89%)
|
|
9432
|
155.3
(13:41)
|
-0.1
(-0.12%)
|
|
9956
|
3,465.0
(13:40)
|
+105.0
(+3.12%)
|
|
9962
|
2,583.0
(13:41)
|
+4.0
(+0.15%)
|
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