上方の大きな窓がターゲットだが、窓埋め拒否なら急落も
大幅続伸。引き続き取引銀行や株主の生保などによる緊急融資観測が好感されている。売り方の買い戻しが急がれており、連日の大幅高となっている。しかし、台湾・鴻海精密工業との資本提携交渉の行方が不透明なほか、取引銀行、生保も融資を確約したわけではない。株価上昇は需給面が背景になっている公算が大きく、その持続性には疑問がある。チャートは上方の窓(214円-264円)がターゲットになるが、この手前で失速することになれば、「窓埋め拒否」が鮮明となる。軸が大きく下向きに傾いていることになり、その後の急落は避けられないだろう。