【海外市場の注目ポイント】10月の英消費者物価指数など

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/11/20 14:20
 日本時間午後4時に10月の英消費者物価指数が発表される。総合の大方の予想が前年比2.2%上昇、コアの大方の予想が前年比3.1%上昇となっており、総合の前年比の伸びが前月の1.7%上昇から加速する一方、コアの前年比の伸びが前月の3.2%上昇から鈍化するとみられている。10月29日に英小売協会(BRC)から10月の英小売店頭価格指数が発表されており、前年比のマイナス幅が前月から拡大し、予想から下振れした。10月の英消費者物価指数も予想を下回る結果になるようであれば、英中銀(BOE)の早期追加利下げの思惑が強まり、ポンドが売られる可能性がある。
 
 また、このあとの海外市場では、欧米英の中銀関係者が相次いで発言することになっている。日本時間午後6時半にエスクリバ・スペイン中銀総裁が経済会議に出席、同午後10時にラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が挨拶、同21日午前0時にバー米連邦準備理事会(FRB)副議長が米下院金融サービス委員会に出席、同21日午前1時にラムスデン英中銀(BOE)副総裁が講演、クック米FRB理事が講演、同21日午前2時15分にボウマン米FRB理事が講演、同21日午前3時にデギンドスECB副総裁が講演、同20日午前3時半にストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁が講演、同21日午前4時にマクルーフ・アイルランド中銀総裁が講演、同21日午前6時にコリンズ米ボストン地区連銀総裁が講演する。

MINKABU PRESS

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)