反落、「ラファエル」は米国に上陸しない見通しに=NY原油概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/11/09 07:00
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=70.38(-1.98 -2.73%)

 ニューヨーク原油の当限は反落。米メキシコ湾岸に向かっていたハリケーン「ラファエル」が進路を変え、勢力を弱めつつ南下する見通しとなったことが重し。米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、来週にかけて「ラファエル」は熱帯性低気圧に弱まっていく可能性が高い。米国の海上油田では日量40万バレル規模の減産が発生しているが、生産はまもなく回復する見通し。8日に終了した中国全国人民代表大会(全人代)常務委員会で、地方政府の隠れ債務に対する10兆元規模の施策が発表され、景気対策の発表が見送られたことも重し。

 時間外取引で12月限は軟調。通常取引開始後は69.99ドルまで下げ幅を広げた。

MINKABU PRESS

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