【海外市場の注目ポイント】１０月の米雇用統計など

　日本時間午後９時半に１０月の米雇用統計が発表される。失業率の大方の予想が４．１％、非農業部門雇用者数の大方の予想が１０万人増となっており、失業率が前月の４．１％から変わらず、非農業部門雇用者数の伸びが前月の２５万４０００人増から鈍化すると見込まれている。１０月３０日に発表された１０月の米ＡＤＰ雇用統計で民間雇用者数の伸びが予想を上回っていた。１０月の米雇用統計でも非農業部門雇用者数の伸びが予想を上回るようであれば、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の追加利下げ観測が後退し、ドルが買われる可能性がある。
　
　また、日本時間午後１１時には１０月の米ＩＳＭ製造業景況指数も発表される。大方の予想は４７．６となっており、前月の４７．２を上回り、２カ月ぶりに上昇するとみられている。
　
MINKABU PRESS