3連休中に中国重要イベント相次ぐ 財政政策・企業支援強化について会見 消費者物価、貿易統計

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/10/11 14:40
3連休中に中国重要イベント相次ぐ 財政政策・企業支援強化について会見 消費者物価、貿易統計

14日が祝日(スポーツの日)のため日本はあすから3連休となるが、この連休中に中国重要イベントが予定されている。

12日(土)に、11時から中国財政省が財政政策の強化策に関する説明会を開催する、記者からの質問にも応じる。8日の中国発改委の会見では新たな支援策はなく失望が広がり中国株は急落した。投資家の信頼を回復するために当局は追加の支援策を発表する可能性がある。

13日(日)には、中国9月の消費者物価指数と生産者物価指数が発表される。CPIは19カ月連続で1%台を下回り、PPIは下落幅が拡大し24カ月連続でマイナスとなる見通し。

14日(月)には、中国9月貿易統計が発表されるほか、11時から国家市場監督管理総局、国家金融監督管理総局、工業情報化部、司法省が企業支援強化について記者会見を開く。

14日は中国以外でも重要なイベントが予定されている。ウォラーFRB理事が米経済見通しについて講演するほか、NY連銀のインフレ期待が発表される。ホークスビーNZ中銀副総裁の講演も予定されている。NZ中銀は今週の会合で50bpの大幅利下げに踏み切ったが、次回11月も50bp引き下げとの見方が広がっている。一部アナリストは75bpを予想している。

中東情勢緊迫化への懸念も高まっている。イスラエルのネタニヤフ首相がバイデン米大統領と電話し、イランへの報復措置について協議したと報じられており、今週末に何か大きな動きがある可能性も。

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)