【本日の見通し】節目である150円を意識
【本日の見通し】節目である150円を意識
昨日の海外市場でドル円は149円台にしっかりと乗せてきた。東京朝に148円00銭台を付けたものの、その後はドル高が優勢となり、NY市場に入って149円台に乗せ、FOMC議事要旨で複数名が0.25%の利下げを主張となり、ドルが支えられる形で149円台を維持して東京朝を迎えている。
流れは上方向という意識が強く、ドル円は150円トライが現実味を帯びている。ただ、手前にはまだ売りがかなり残っていると見られる。一気の上昇は難しい可能性がある。
注目は21時半の米消費者物価指数。エネルギー価格の下落が確実となっており、全体の伸びは鈍化する見込み。ただ、食品とエネルギーを除くコアは前月と同水準が見込まれている。予想に反しコアが前月以上の伸びを示すようなことがあると、ドル買いが強まり一気の150円超えも見えてくる。
もう一つの材料として、あと1か月に迫った米大統領選に関しては激戦州ペンシルベニアなどの状況から、米賭けサイトなどでトランプ氏がやや優勢となっている。こちらもドル買いの材料となる。
ユーロドルは1.09台前半での推移。じりじりと重くなっており、流れはまだ下方向か。
ユーロ円は対ドルでのユーロ売りとドル円の上昇が交錯も、ドル円の勢いの影響が強い。163円台半ばを超えての上昇が意識される。
MINKABU PRESS 山岡和雅
昨日の海外市場でドル円は149円台にしっかりと乗せてきた。東京朝に148円00銭台を付けたものの、その後はドル高が優勢となり、NY市場に入って149円台に乗せ、FOMC議事要旨で複数名が0.25%の利下げを主張となり、ドルが支えられる形で149円台を維持して東京朝を迎えている。
流れは上方向という意識が強く、ドル円は150円トライが現実味を帯びている。ただ、手前にはまだ売りがかなり残っていると見られる。一気の上昇は難しい可能性がある。
注目は21時半の米消費者物価指数。エネルギー価格の下落が確実となっており、全体の伸びは鈍化する見込み。ただ、食品とエネルギーを除くコアは前月と同水準が見込まれている。予想に反しコアが前月以上の伸びを示すようなことがあると、ドル買いが強まり一気の150円超えも見えてくる。
もう一つの材料として、あと1か月に迫った米大統領選に関しては激戦州ペンシルベニアなどの状況から、米賭けサイトなどでトランプ氏がやや優勢となっている。こちらもドル買いの材料となる。
ユーロドルは1.09台前半での推移。じりじりと重くなっており、流れはまだ下方向か。
ユーロ円は対ドルでのユーロ売りとドル円の上昇が交錯も、ドル円の勢いの影響が強い。163円台半ばを超えての上昇が意識される。
MINKABU PRESS 山岡和雅
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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