午前:債券サマリー 先物は小幅続伸、米雇用統計前で方向感欠く
6日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は小幅続伸した。前日の米国市場では大幅な利下げ観測が広がったことを受け、長期債相場が上昇(金利は低下)。外部要因が円債相場の支援材料となった。もっとも、日本時間今晩発表の米雇用統計に注目が集まるなか、投資家の様子見姿勢が強く、方向感を欠く展開となった。
米国市場では、8月のADP全米雇用リポートの非農業部門の雇用者数の伸びが市場予想を下回り、米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅利下げ観測が強まった。米長期金利は3.73%に低下した。日銀は6日、「残存期間5年超10年以下」、「同10年超25年以下」、「同25年超」を対象とする定例の国債買い入れオペを通知した。オファー額は計画通りとなった。円債相場には一定のサポート要因となったようだ。
先物9月限は前営業日比2銭高の144円96銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は横ばいの0.870%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
米国市場では、8月のADP全米雇用リポートの非農業部門の雇用者数の伸びが市場予想を下回り、米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅利下げ観測が強まった。米長期金利は3.73%に低下した。日銀は6日、「残存期間5年超10年以下」、「同10年超25年以下」、「同25年超」を対象とする定例の国債買い入れオペを通知した。オファー額は計画通りとなった。円債相場には一定のサポート要因となったようだ。
先物9月限は前営業日比2銭高の144円96銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は横ばいの0.870%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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