【海外市場の注目ポイント】カナダ中銀理事会など

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/09/04 14:40
 日本時間午後10時45分にカナダ中銀(BOC)理事会の結果が発表され、同午後11時半にマックレムBOC総裁の会見が行われる。市場では政策金利は現行の4.50%から4.25%に0.25%引き下げられることがほぼ確実視されている。3会合連続の0.25%利下げはおおむね織り込み済みで、声明や総裁会見が焦点になっている。マックレム総裁は前回会合の会見で「インフレが引き続きおおむね我々の予測どおりに緩和されれば、政策金利のさらなる引き下げを予想するのは理にかなっている」との見解を示していた。7月のカナダ消費者物価指数でインフレ鈍化の進展が示されており、マックレム総裁が今回の会見でも追加利下げを示唆するようなら、カナダドルが売られる可能性がある。
 
 また、日本時間午後11時には7月の米製造業受注、同5日午前3時には米地区連銀経済報告(ベージュブック)の発表も予定されている。7月の米製造業受注は、大方の予想が前月比4.8%増となっており、前月比では3カ月ぶりに増加するとみられている。
 
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