米外為市場サマリー:大幅な米利下げ観測が後退するなか一時147円10銭台に上伸

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/09/03 07:53
米外為市場サマリー:大幅な米利下げ観測が後退するなか一時147円10銭台に上伸  2日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円92銭前後と前週末に比べて75銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=162円66銭前後と同1円20銭弱のユーロ高・円安だった。

 米連邦準備理事会(FRB)が9月の会合で大幅に利下げするとの観測が後退するなか、日米の金利差を意識したドル買い・円売りが優勢だった。この日は米国がレーバーデーの祝日で全市場が休場だったことから模様眺めムードが広がりやすかったものの、ドル円相場は147円17銭まで上伸する場面があった。一方、同日に発表されたユーロ圏やドイツの8月製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値が、それぞれ速報値から上方修正されたことなどを手掛かりにユーロが買われた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1072ドル前後と前週末に比べて0.0025ドル程度のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS
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