外為サマリー:日米金利差拡大が意識され一時146円60銭まで上伸

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/09/02 10:18
外為サマリー:日米金利差拡大が意識され一時146円60銭まで上伸  2日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=146円19銭前後と前週末の午後5時時点に比べて1円25銭程度のドル高・円安となっている。

 8月30日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円17銭前後と前日に比べて1円20銭弱のドル高・円安で取引を終えた。同日に発表された7月の米個人消費支出(PCE)物価指数で、インフレの落ち着きと消費の底堅さが示されたことを受け一時146円25銭まで上伸した。

 この流れを引き継いだ東京市場のドル円相場は堅調にスタート。前週末に米長期金利が上昇したことから日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りなどが先行し、午前8時00分すぎには146円60銭をつける場面があった。ただ、今晩は米国がレーバーデーの祝日で全市場が休みとなることから模様眺めムードが広がりやすく、ドルは買い一巡後に上値が重くなっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1053ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0030ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=161円60銭前後と同1円00銭弱のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS
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