坪田ラボは一時11%高と急動意、グロース市場のバイオ人気に乗り材料株素地が開花◇
坪田ラボ<4890.T>が急動意、一時11%近い上昇で500円台に乗せるなど、13週移動平均線を足場に戻り足を加速させてきた。慶応大学発のバイオベンチャーで、近視などを治療する眼科領域の医療製品の開発を主力展開する。今年3月には目薬のトップメーカーであるロート製薬<4527.T>と知的財産権実施許諾契約を締結し、新規点眼薬の開発に本腰を入れている。業績面も回復色が強く、25年3月期は売上高が前期比78%増収と大幅な伸びを見込み、営業損益も黒字転換する見通しにある。グロース市場に多く上場するバイオ関連株が需給の好変化を背景に動意が相次ぐ状況にあり、材料株素地に富む同社株にも物色の矛先が向いている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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