ドル円は午前中に一時143円45銭まで、午後にかけて回復=東京為替概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/08/26 15:13
ドル円は午前中に一時143円45銭まで、午後にかけて回復=東京為替概況
   
 先週末の海外市場でドル円は146円台半ば近くから144円00銭台までドル安円高となった。パウエル議長が注目されたジャクソンホールでの講演において、利下げの「時は来た」などと発言したことがドル売りとなった。
 144円30銭台まで戻して先週の取引を終えると、週明けも同水準でスタートしたが、すぐにドル安が強まり、先週は下値を支えた144円00銭手前の買いをこなして売りが加速。週末に報じられたヒズボラによるイスラエルへの報復攻撃を受けた中東情勢緊迫化懸念や、株安の動きなど受けたリスク警戒の円買いもドル円の売りを誘った。
 ドル円は午前中に143円45銭までと今月5日以来の安値圏を付けた。
安値を付けた後はいったん反発を見せた。直近の下げの勢いもあり、一方向の動きに警戒感が出ていた。ドル円は144円20銭台まで買い戻されている。
   
 先週末のドル安に1.1100台から1.1201を付けたユーロドル。午前中のドル安局面で1.1202とわずかながら金曜日高値を上回った。もっとも1.12台でのユーロ買いには慎重で、その後調整売りが入っている。
   
 ユーロ円はドル円の下げもあり朝の161円50銭台から160円64銭まで売りが出た。その後161円台を回復。
   
 ポンドドルは午前に1.3180前後から1.3223まで上昇。ユーロ以上に対ドルで堅調。
   
MINKABUPRESS 山岡

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