来週の為替相場見通し=FRB議長や日銀総裁の発言に注目
来週のドル円相場は、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長と日銀の植田和男総裁の発言を控えた動きが注目される。予想レンジは1ドル=147円00銭~151円00銭。
パウエルFRB議長は23日にカンザスシティー連銀が主催する年次シンポジウム「ジャクソンホール会合」で講演を行う予定で、利下げへの転換を宣言する可能性がある。ただ、直近で発表された米経済指標でインフレ圧力の根強さと景気の底堅さが示され、市場では大幅利下げ観測が後退しており、9月利下げに関する言及があってもドル売りは限定的となりそうだ。また、植田総裁は23日に行われる衆参両院の閉会中審査に出席する見通しで、為替市場でドル高・円安が進むなど金融・資本市場の混乱が収束に向かっているなかでの発言に対する関心も高い。
なお、来週に海外で発表される主な経済指標は、19日に7月の米景気先行指標総合指数、20日に7月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値、21日に7月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨、22日に8月の米買担当者景気指数(PMI)速報値と7月の米中古住宅販売件数、23日に7月の米新築住宅販売件数など。国内では19日に6月の機械受注、21日に7月の貿易統計、23日に7月の全国消費者物価指数(CPI)が公表される。
出所:MINKABU PRESS
パウエルFRB議長は23日にカンザスシティー連銀が主催する年次シンポジウム「ジャクソンホール会合」で講演を行う予定で、利下げへの転換を宣言する可能性がある。ただ、直近で発表された米経済指標でインフレ圧力の根強さと景気の底堅さが示され、市場では大幅利下げ観測が後退しており、9月利下げに関する言及があってもドル売りは限定的となりそうだ。また、植田総裁は23日に行われる衆参両院の閉会中審査に出席する見通しで、為替市場でドル高・円安が進むなど金融・資本市場の混乱が収束に向かっているなかでの発言に対する関心も高い。
なお、来週に海外で発表される主な経済指標は、19日に7月の米景気先行指標総合指数、20日に7月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値、21日に7月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨、22日に8月の米買担当者景気指数(PMI)速報値と7月の米中古住宅販売件数、23日に7月の米新築住宅販売件数など。国内では19日に6月の機械受注、21日に7月の貿易統計、23日に7月の全国消費者物価指数(CPI)が公表される。
出所:MINKABU PRESS
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