ドル円、一時146円台に下落 米PPIで米利下げ期待がさらに強まる=NY為替序盤
ドル円はNY時間かけて再び下値模索となり、146円台まで一時下落している。ロンドン時間には買い戻しが膨らみ、148円台回復をうかがう展開が見られたものの、その手前で上値を抑えられた格好。
先ほど発表の7月の米生産者物価指数(PPI)が予想を下回り、インフレ鈍化を示したことから、為替市場はドル売りの反応を見せ、ドル円もストップを巻き込んで146円台に一時下落した。米PPIを受けて、9月FOMCでの利下げ観測がさらに強まっており、短期金融市場では0.50%ポイントの大幅利下げの可能性も再び高めている。前日は半分以下の確率だったが、現在は55%といったところ。
一方、ドル円の全体的な状況に変化はなく、円キャリー取引の巻き戻しは一服し、ドル円は急落からの下げを取り戻しているが、上値追いには慎重といった状況。次の手掛かり材料として、明日の米消費者物価指数(CPI)、そして木曜日の米小売売上高で消費動向を確認したいところではある。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。
13日(火)
現行付近にはなし
14日(水)
146.25 (11.6億ドル)
15日(木)
147.50 (11.5億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
先ほど発表の7月の米生産者物価指数(PPI)が予想を下回り、インフレ鈍化を示したことから、為替市場はドル売りの反応を見せ、ドル円もストップを巻き込んで146円台に一時下落した。米PPIを受けて、9月FOMCでの利下げ観測がさらに強まっており、短期金融市場では0.50%ポイントの大幅利下げの可能性も再び高めている。前日は半分以下の確率だったが、現在は55%といったところ。
一方、ドル円の全体的な状況に変化はなく、円キャリー取引の巻き戻しは一服し、ドル円は急落からの下げを取り戻しているが、上値追いには慎重といった状況。次の手掛かり材料として、明日の米消費者物価指数(CPI)、そして木曜日の米小売売上高で消費動向を確認したいところではある。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。
13日(火)
現行付近にはなし
14日(水)
146.25 (11.6億ドル)
15日(木)
147.50 (11.5億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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