ＩＮＰＥＸ、上期最終は14％減益で着地、今期配当を10円増額修正

　ＩＮＰＥＸ <1605> [東証Ｐ] が8月8日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終利益は前年同期比14.4％減の2125億円に減り、通期計画の3600億円に対する進捗率は前年同期の77.2％を下回る59.1％にとどまった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終利益は前年同期比2.0倍の1474億円に急拡大する計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の76円→86円(前期は74円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比10.8％減の907億円に減ったが、売上営業利益率は前年同期の46.4％→53.9％に上昇した。

株探ニュース