外為サマリー:リスク回避のドル売り・円買いで一時145円40銭台に軟化
8日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=145円99銭前後と前日の午後5時時点に比べて70銭弱のドル安・円高となっている。
7日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円68銭前後と前日に比べて2円35銭程度のドル高・円安で取引を終えた。日銀の早期利上げ観測が後退するなかドル買い・円売りが優勢だったが、米株式相場が下げに転じたことが影響し伸び悩んだ。
前日の東京市場で急速にドル高・円安が進んだ反動で持ち高調整の動きが出やすいこともあり、この日のドル円相場は軟調な展開となっている。日銀が朝方公表した7月30~31日開催分の金融政策決定会合の主な意見については、想定内の内容と受け止める向きが多く相場への影響は限定的だった。ただ、日経平均株価が大きく反落して始まるとリスク回避的なドル売り・円買いが流入し、午前9時40分すぎには145円43銭まで軟化する場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0928ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0006ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=159円57銭前後と同65銭程度のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS
7日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円68銭前後と前日に比べて2円35銭程度のドル高・円安で取引を終えた。日銀の早期利上げ観測が後退するなかドル買い・円売りが優勢だったが、米株式相場が下げに転じたことが影響し伸び悩んだ。
前日の東京市場で急速にドル高・円安が進んだ反動で持ち高調整の動きが出やすいこともあり、この日のドル円相場は軟調な展開となっている。日銀が朝方公表した7月30~31日開催分の金融政策決定会合の主な意見については、想定内の内容と受け止める向きが多く相場への影響は限定的だった。ただ、日経平均株価が大きく反落して始まるとリスク回避的なドル売り・円買いが流入し、午前9時40分すぎには145円43銭まで軟化する場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0928ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0006ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=159円57銭前後と同65銭程度のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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