*13:26JST 川辺 Research Memo(6):2025年3月期は小幅な増収増益を予想、達成確度の高い保守的な予想
■川辺<8123>の今後の見通し
2025年3月期の連結業績予想は売上高が前期比4.9%増の13,711百万円、営業利益が同1.0%増の255百万円、経常利益が同8.0%増の383百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.0%増の283百万円としている。人流回復やインバウンド需要増加、フレグランス事業では「CREED」効果による2ケタ成長を見込んでいる。加えて各種イベント・プロモーション実施、自社オリジナル企画商材強化、CRM強化、「カラーレスカラーズ グリーン」の展開など、積極的な営業施策によって拡販を推進するほか、販売価格見直しによって収益性向上も進める。
業績は小幅な増収増益に留まる見込みとしているが、同社によると事業環境の不透明感※や、販管費の増加などを考慮したもので、達成確度の高い保守的な予想としている。天候要因の影響を受ける面があるため、暖冬によるマイナス影響が2024年3月期に比べて和らぐ状況になれば、業績予想の上振れの可能性が高まるだろうと弊社では考えている。
※為替やインフレによる消費マインドや仕入コストへの影響、天候要因、一部百貨店向け取引業態変更や一部量販店の閉店・売場面積縮小の影響など。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
<SO>
2025年3月期の連結業績予想は売上高が前期比4.9%増の13,711百万円、営業利益が同1.0%増の255百万円、経常利益が同8.0%増の383百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.0%増の283百万円としている。人流回復やインバウンド需要増加、フレグランス事業では「CREED」効果による2ケタ成長を見込んでいる。加えて各種イベント・プロモーション実施、自社オリジナル企画商材強化、CRM強化、「カラーレスカラーズ グリーン」の展開など、積極的な営業施策によって拡販を推進するほか、販売価格見直しによって収益性向上も進める。
業績は小幅な増収増益に留まる見込みとしているが、同社によると事業環境の不透明感※や、販管費の増加などを考慮したもので、達成確度の高い保守的な予想としている。天候要因の影響を受ける面があるため、暖冬によるマイナス影響が2024年3月期に比べて和らぐ状況になれば、業績予想の上振れの可能性が高まるだろうと弊社では考えている。
※為替やインフレによる消費マインドや仕入コストへの影響、天候要因、一部百貨店向け取引業態変更や一部量販店の閉店・売場面積縮小の影響など。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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