午前:債券サマリー 先物は反発、日銀副総裁の発言伝わり買われる

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/08/07 11:15
 7日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は反発した。日銀の内田真一副総裁が北海道函館市での金融経済懇談会でのあいさつで、金融資本市場が不安定な状況では利上げをすることはないとの認識を示したことが支援材料となった。前日の米国市場で長期債相場が下落(金利は上昇)したことは上値を圧迫する要因となった。

 日銀は7日、定例の国債買い入れオペを通告した。対象は「残存期間1年超3年以下」(オファー額3500億円)と「同3年超5年以下」(同3750億円)、「同10年超25年以下」(同1500億円)の3本。オファー額はいずれも7月31日に示された計画通りとなった。

 先物9月限は前営業日比20銭高の145円10銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.010ポイント低い0.875%で推移。朝方は0.905%まで上昇する場面があった。


出所:MINKABU PRESS
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