タイソン・フーズが決算受け上昇 鶏肉の回復が牛肉の不振を補う=米国株個別
(NY時間10:39)(日本時間23:39)
タイソン・フーズ<TSN> 62.12(+0.89 +1.45%)
食肉加工のタイソン・フーズ<TSN>が上昇。取引開始前に4-6月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。鶏肉事業の利益回復が牛肉の不振を補った。鶏肉事業の営業利益は3億700万ドルで、全体の約62%を占めた。通期の営業利益の見通しも2億ドル上方修正し16億ドルとしている。
今回の決算は2022年第4四半期以来の高水準で、鶏肉事業の予想以上の回復が目立っている。鳥の餌となるトウモロコシと大豆の価格低下と消費者の需要拡大から恩恵を受けた。
昨年に一部の工場を閉鎖し、動物への抗生物質使用を再開するなど、同社が収益性改善に努力している中での今回の決算だった。キングCEOは声明で「われわれの規律ある行動とファンダメンタルズへの集中が事業の好転に繋がった」と述べている。
一方、同社は牛肉事業で6900万ドルの損失を計上。米国での牛不足とコスト高騰に苦しんでいる。豚肉事業は、穀物価格下落の恩恵を受けた。
(4-6月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.87ドル(予想:0.67ドル)
・売上高:133.5億ドル 1.6%増(予想:132.4億ドル)
・営業利益(調整後):4.91億ドル(予想:4.16億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
タイソン・フーズ<TSN> 62.12(+0.89 +1.45%)
食肉加工のタイソン・フーズ<TSN>が上昇。取引開始前に4-6月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。鶏肉事業の利益回復が牛肉の不振を補った。鶏肉事業の営業利益は3億700万ドルで、全体の約62%を占めた。通期の営業利益の見通しも2億ドル上方修正し16億ドルとしている。
今回の決算は2022年第4四半期以来の高水準で、鶏肉事業の予想以上の回復が目立っている。鳥の餌となるトウモロコシと大豆の価格低下と消費者の需要拡大から恩恵を受けた。
昨年に一部の工場を閉鎖し、動物への抗生物質使用を再開するなど、同社が収益性改善に努力している中での今回の決算だった。キングCEOは声明で「われわれの規律ある行動とファンダメンタルズへの集中が事業の好転に繋がった」と述べている。
一方、同社は牛肉事業で6900万ドルの損失を計上。米国での牛不足とコスト高騰に苦しんでいる。豚肉事業は、穀物価格下落の恩恵を受けた。
(4-6月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.87ドル(予想:0.67ドル)
・売上高:133.5億ドル 1.6%増(予想:132.4億ドル)
・営業利益(調整後):4.91億ドル(予想:4.16億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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