ティラド、上期経常を47％上方修正

　ティラド <7236> [東証Ｐ] が8月5日大引け後(15:05)に決算を発表。25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比50.3％増の20.5億円に拡大した。
　併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の17億円→25億円(前年同期は26.1億円)に47.1％上方修正し、減益率が35.0％減→4.5％減に縮小する見通しとなった。
　なお、通期の同利益を従来予想の45億円(前期は53.3億円)を据え置いた。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の2.8％→4.0％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　第２四半期累計期間の連結業績は、米国・欧州・アジア各地域の子会社における利益率が前回予測比改善する見込みであり、営業利益・経常利益とも、前回予想を上回る見込みとなりました。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、下記の特別損失計上もあり、前回予想を修正しておりません。通期業績予想につきましては、とくに中国子会社での販売状況の不透明感もあり、2025年３月期の業績予想を据え置いております。