ＡＧＣ、今期最終を一転赤字に下方修正

　ＡＧＣ <5201> [東証Ｐ] が8月1日後場(13:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終損益は1145億円の赤字(前年同期は405億円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の530億円の黒字→950億円の赤字(前期は657億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終利益は前年同期比22.7％減の195億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結最終損益は935億円の赤字(前年同期は185億円の黒字)に転落したが、売上営業利益率は前年同期の6.1％→6.3％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース