明日は英MPC、市場の予想はコイン・トスの状況=NY為替
きょうのポンドドルは1.28ドル台での上下動に終始している。このあとのFOMCの結果待ちといった雰囲気だ。ポンドに関しては明日、英中銀が金融政策委員会(MPC)を予定している。利下げに関して見方が錯綜しており、市場の予想もコイン・トス(五分五分)といった状況だ。ただ、市場では据え置きよりも利下げの確率を若干高く見積もってはいる。
英中銀が利下げを実施した場合、ポンドは弱含む可能性があるが、委員の投票は5対4の僅差になる可能性があるとの見方も出ている。サービスインフレが依然として鈍化傾向を見せない中で不確実性は高いという。また、期待通りに利下げを実施したとしても、英中銀は現段階で連続利下げを示唆することは望んでいないはずだとも述べている。
今回の決定とは関係ないが、市場ではポンドロングが積み上がっており、フェアバリュー・モデルでは割高に見える。このこともポンドに対してあまりポジティブではない理由として挙げている。
また、英中銀は9月中に保有国債の売りオペを停止し、量的引締め(QT)を一旦終了する可能性がある。今年10月から来年9月にかけて、償還に伴う870億ポンドの受動的な引き締めも見込まれることから、能動的な引き締めは一旦停止し、望ましい準備金の水準が見えてくるまで、やや慎重に事を進めることを選択する可能性があるという。
GBP/USD 1.2839 GBP/JPY 193.39 EUR/GBP 0.8420
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
英中銀が利下げを実施した場合、ポンドは弱含む可能性があるが、委員の投票は5対4の僅差になる可能性があるとの見方も出ている。サービスインフレが依然として鈍化傾向を見せない中で不確実性は高いという。また、期待通りに利下げを実施したとしても、英中銀は現段階で連続利下げを示唆することは望んでいないはずだとも述べている。
今回の決定とは関係ないが、市場ではポンドロングが積み上がっており、フェアバリュー・モデルでは割高に見える。このこともポンドに対してあまりポジティブではない理由として挙げている。
また、英中銀は9月中に保有国債の売りオペを停止し、量的引締め(QT)を一旦終了する可能性がある。今年10月から来年9月にかけて、償還に伴う870億ポンドの受動的な引き締めも見込まれることから、能動的な引き締めは一旦停止し、望ましい準備金の水準が見えてくるまで、やや慎重に事を進めることを選択する可能性があるという。
GBP/USD 1.2839 GBP/JPY 193.39 EUR/GBP 0.8420
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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