日本ゼオン、インドにおける合成ゴム製品技術サポート機能を拡充

ソリューションの提供を通じて拡大するマーケットニーズに対応


ZAIN社が入居するオフィスビル

　日本ゼオン株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：豊嶋　哲也　以下、ゼオン）は、この度、インドにおける合成ゴム製品技術サポート機能を拡充いたしました。現地のグループ企業Zeon India Private Limited（インドハリヤーナー州、Managing Director：大沢 二郎 以下、ZAIN社）に新たに技術サポートスタッフを派遣し、高まる市場ニーズにタイムリーにお応します。


　これまでのインド市場への技術サポートは、主にシンガポールから出張対応していましたが、この度新たにZAIN社に合成ゴムに関する技術スタッフが常駐します。これにより、合成ゴムの配合立案、加硫条件、配合物性等に関する助言などの現地顧客ニーズが高い技術サポートのタイムリーかつスピーディーな提供が可能となります。今回のZAIN社の技術サポート機能拡充により、ゼオングループのエラストマー製品技術サポート拠点は、日本、アメリカ、ドイツ、中国、シンガポールと合わせて6拠点体制となり、各地域でのニーズに的確に対応します。
　ゼオンの特殊ゴムを中心としたエラストマー製品は、内燃機関向け部品のほか、拡大するEV、Eバイク向け部品としても需要が拡大しています。世界最大の人口を抱えるインドは、経済成長著しく、２０27年にはGDP世界第３位に上昇するとの予測に加え、自動車生産台数の継続的な拡大も見込まれています。


　ゼオンは、これからも“特殊ゴムのベストオーナー”として、ゼオンにしかできない特長ある製品の開発・販売に加え、これまで長きに亘り培ってきたポリマー技術を活かした技術サービス等のソリューション提供を通じて、社会の期待に応えていきます。

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